ホストという意味での主役。
そんなわけで私も今年はパーティーを企画してみました。
15㎡の小さな我が家にはなかなかお客さんも呼べないので、
学生寮(国際大学都市)に住んでいる友人にサロンを借りてもらって、
12~3人で持ち寄りのパーティー。
私はちらし寿司や、セネガル料理ヤッサもどきなんか作ってみたり。
ちなみにこのヤッサ、パリで食べるなら北駅の近くのNiourmeというお店が格別。

たまねぎっていう意味のこの料理、
その名のとおり、大量のたまねぎをひたすら炒め、マリネするだけで、比較的簡単に用意できるので、
外国人にも人気の入門料理らしいのだけど、
やっぱり本場の味はなんかパンチが違うのよね。
(ちなみに写真は本場も本場、セネガルのお家で撮影)
あ、日本でも、浜松町にカラバッシュというお店があります。
話を戻して、
フランス式誕生日パーティー、自分が主催するので、
自分の誕生日を口実に好きな人を呼べるという、なんとも贅沢な企画なわけです。
日本の大学時代のクラスメイト、大学院の仲間、留学先の大学院で専攻を同じくする“同僚”たち、
仕事場(=図書館)に一緒に通ったり、
土曜日は、ジョギング×映画で一緒に息抜きしたりした友だち。
よく考えてみたら、みんな私の人生のいろんな側面を、共有したり、リードしたり、影響したりしながら、一緒につくってきてくれた存在なわけで、
つまり、私がこうして新たに年を重ねるという、まさにその過程を支えてくれている人たちを招くというのは、ある意味筋の通ったお祝いの仕方なのかも。
ちょうど集まったお友だちの多くが、それぞれ新たな「出発」を控えた時期で、
私も初めて留学が2サイクル目を迎え、自分の「出発」に思いを馳せながら、
フランスでは「若者」でなくなる境界線に足をかけたのでした。
お招きできなかった読者のみなさまにも、感謝をこめて。