授業を終えてその足で空港に向かいスペインまでひと飛び・・・2泊ほどバルセロナに行ってきました♪
今回はオルリー利用だったので空港までも30分ほど、飛行時間は1時間半ほど、
先学期の韓国旅行よりもさらに気軽な小旅行でした。
私のバルセロナのイメージはこんな感じ。
道幅が広くて風通しがよい、開放的な都市。
19世紀中盤の都市計画がもとになってるらしいから、パリと同時期なのね。
一方、この幾何学的な都市設計に抵抗するように建っているのが
ガウディに代表されるモデルニスモの建築。
といっても直線を極力排した設計も「幾何学的」に計算されたものなのだろうけど。
この両者が共存して、モザイクみたいな街になってるのだ。
ちなみにカタルーニャの歴史もとても興味深いのだけど、
たとえばガウディのような建築家は、資本家をパトロンに持っていて、
資本家はどこで資産を蓄えていたかというと、植民地だったりする。
中央と地方の対立は植民地帝国における覇権争いという背景とも切り離せないという議論も耳にしたことがある。
ガウディが設計したミラ邸という個人の邸宅でみつけた2枚の広告がとても象徴的。

ネグリタというびっくりな名前のラム酒、知らなかったのだけど、
ココア・パウダーのバナニアくらい有名なコロニアル製品みたい。
(赤い帽子がシンボルのセネガル狙撃兵が幼児語で「オイチー」と言っている様子を象ったバナニアのかつてのあからさまな広告は一応禁止処分となったものの、当時のデザインのブリキ缶など「レトロ製品」としてよく見かける。)
・・・この「レトロ趣味」という名のネオ・コロニアリズムの根強さはけっこう信じがたい。
もう1枚の広告は、Paul Colinの描いたジョゼフィン・ベイカーのシャンゼリゼ劇場公演のポスターなのだけど、このポスターの複製はあとで調べてみたらコレクターがいる。
ジョゼフィン・ベイカーといえば、パリで大ブレイクしたアメリカ出身のジャズ歌手だけど、植民地博覧会で人間を展示していた当時のパリの舞台で彼女がどのような役を演じていたかを考えると、
その賞賛者の一人にやはりバルセロナで活躍したピカソがいることは、じつに絶妙な一致だ。
そんなわけで、フランスとスペインはやっぱり近いのだなーと改めて感じたのでした。
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