2007/12/21

bonnes vacances...

今日から10日間、高校時代のホストファミリーの家へ里帰りしてきます。

3つのホストファミリーから、「クリスマスは家においで~」って言ってもらったり、
電話口で「もしもし」って言っただけで、誰だか言い当てられたりする私は幸せもの☆
23,24,25と3軒でクリスマスをお祝いしてきます。

久しぶりにパリの喧騒を離れ、家族に囲まれて、羽休め。

私は退屈しないけれど、何せ人口6万人の小さな町。
無線LANもパリのようには通っていないので、ネットからもしばらく離れます。

というわけで、しばらく更新できませんが、
一足お先に・・・I wish you all a Merry Christmas and a Happy New Year!!

←郵便局の前に設置されたサンタさんへの手紙専用ポスト♪

2007/12/19

promenade

課題が重なった3週間も終わり、ようやく冬休みに入りました♪

日本を発ってから4ヶ月、オリエンテーション・授業が始まってから3ヶ月、
恐らく一番長いステップを終えたのだと思います。

後戻りはできないのだから、あとはこの期間に築き上げたものを使ってどこまで行けるか。

・・・冬休みの貸し出し期間を利用して、本を借りたのはいいものの、2週間で8冊も目を通せるかしら。。。

最近はパリの街をよく歩いています。
冬の子には、冷たく澄んだ空気の中を歩くのは気持ちいいものです(笑)

というわけで、
学校からサンジェルマン大通りを通って、サン・ミッシェル大通りへ入り、
ノートルダムの前のクリスマスツリーの眺めながらシテ島を抜けて、
ルーブルへ向かい、さらにテュイルリー公園を横にリボリ通りを抜けて、
マドレーヌ寺院から、シャンゼリゼまで行ったり。

発光ダイオードで青く輝くシャンゼリゼと交わる、並木が赤くライトアップされたモンテーニュ通りに入って、セーヌ沿いをグラン・パレ、プチ・パレの前を歩いて、
アレクサンドル三世橋を渡って、アンヴァリッドを抜けて家まで帰ったり。

学校からサンジェルマン大通りと平行に走るrue de l'universite(=大学通り)という通りを、
国立行政学院(今は政治学院が買い取って工事中ですが)、防衛省、国民議会、外務省の前を通って、アンヴァリッドを越え、エッフェル塔方面にずーっと歩いて夏に行ったquai Branlyの博物館へ行ったり。

そうすると、意外な発見があって面白い。
シャンゼリゼから家も頑張れば歩けることがわかったし、
国民議会はけっこう近くて、学校に行くバスが通る道から、ちょっと北を覗けば、ブルボン宮広場が見えることも判明。
今さら、だけど学校の近くのバス停を降りたところが「ルネ・シャール広場」という名前だったり、
よく行く学校の側のカフェの2階には、「アポリネールが暮らし、息を引きとった場所」というプレートがあったりすることに気づく。

そう、遠回りすると、気づくことはたくさんあるのです☆

2007/12/14

cours annule...

午前の授業が突然休講になって・・・脱力したので(笑)
次の授業は17時からだし、一時帰宅。
余裕ぶってお昼にキャロットライスなんか作ってみました♪

お弁当率の高い学科の友だちと、
キャロットライスの話をしていて、すっごく食べたくなって、
夜中に一生懸命にんじん擂って炊飯器セットしたのが懐かしい。

2007/12/13

innovation SCPO

今週提出の課題の2つはフランス語の授業で自由にテーマを設定できるので、

エッセー:外国に留学するべきか
プレゼン:優先教育地域制度について

というテーマにしました☆

実は2つとも、この学校の現学長の推し進める改革と深く関わっているのです。

①在学期間5年間のうち3年目を全員、留学あるいは企業・大使館でのインターンのために海外滞在にあてる。代わりに1年間に300人近くの留学生を世界各国の提携校から受け入れる。
②「恵まれない」地域の提携校(主に政府の認定する優先教育地域に位置する)対象の特別入試制度を設ける。
という、なんとも大胆なシアンスポの2大改革。

恩恵にあずかっている私が言うのもなんだけど、フランスエリート主義最先端のシアンスポが今さら何を言うって感じで、

最初はどっちも疑問視してたのですが、調べていくうちに、学長の方針に魅了されつつあるという・・・

本人こそHenri IV(パリのエリート進学校:開成、みたいな感じでしょうか)→Sciences-Po→ ENA(国立行政学院といって、後者2つの学校に行くのが政治家の王道)という7区から外に出ない超エリートコースを辿った人ですが、「民主化と多様化」という2大方針は今のグランドゼコールには必要な風なのだと思う。

特に②の導入を表明したときは、学生からも「レベルが落ちる!」と大反対にあったらしいのですが、全員を講堂に集めて説明会を開いて、最終的には説得してしまったらしい。

恵まれているとされる約400校では、生徒の半分以上が社長・幹部クラスの両親を持つ一方で、

恵まれていないとされる約300校では6割以上の生徒の両親は失業あるいは低所得者だったりする。

そういった状況を受けて80年代に作られた「優先教育地域」

20年間この地域に当てはまる学校が増えるだけで、成果をあげられていなかったなか、

2001年にパリ政治学院が突然参戦して、特別入試を始めたというわけです。

なんとパリ政治学院の入学者の81%が社長・幹部・インテリ層といわれる階級の出身だったというくらいだから、やっぱりなんらかの問題があったわけで、

既に7年間で400人近くがこの制度で入学したのは、この学校が変わり始めている証拠なんじゃないかなぁ。

この入試の倍率も10~15%で普通の入試と変わらないし、入学後の彼らの成績も平均的なところをみると、やはり必要策なのだという気がします。

あとはもう少し制度が定着して、内部の学生の発想が変わらなければいけないでしょうけれど。

重役の「若返り」を図って20代、30代の人をバンバン抜擢したり、ディシプリンの改革を行ったり、最近はなんといわゆる郊外に新しいキャンパスを開くと表明してまた議論を呼んでいるそう。

どんどん新しいことを取り入れている現学長ですが、相当能力のある人なんだろうなぁ。

公式blogまであって面白いです。http://richard-descoings.net/

2007/12/11

les indigenes

冬休み前の課題の山も、あと一息。
今週締め切りの課題は特にどれも興味あるので、やり甲斐があります。
というか、調べていくうちにどんどんハマっていきます。
どのくらい面白いかというと、思わず徹夜してしまったくらいw

そのうちの1つが『記憶の政治学』のためのレポートで、
「フランス軍隊の中の旧植民地兵」の記憶の政治について。

つまり、旧植民地がまだフランス領だった頃にいわゆる現地人部隊が宗主国のために闘った件について。
概要は『indigène―現地人部隊(仮)』という映画に詳しいんだけど、
旧植民地の独立後に、フランスはこれらの旧兵士たちに対し
「あなたたちはフランス人じゃないでしょ!」というわけで軍人恩給を凍結、
2001年に国務院が、この措置は人権に反するという判断を下すまで旧植民地兵は貧困に苦しんでいたのです。

ところが凍結していた恩給を支払うとなると数十億ユーロとかかるものだから、
今度は「そんな大量の資金を提供したら相手国の経済に多大な影響を与えかねない」
とかなんとか言って、「各国の生活水準に沿った支払い」という新たな対策を練りだす。

2006年に例の映画が公開されて初めて、
「ジャック、なんとかしなきゃ!」と夫人に言われたシラク大統領が重い腰をあげてようやく
「現在の国籍に関係なく同等の金額」の恩給が保証されることになったのです。

恩給凍結の話は知っていたものの、「生活水準に沿った支払い」っていうのは初めて知って、
衝撃でした。
それだけに、数値的な平等の実現を促した映画の力はすごい、という感じですが、
この映画2005年の暴動のあとに公開されただけあって、
移民系の住民に対して「あなたたちの祖先も『祖国』のために立派に闘ったのだから、あなたたちは歴としたフランス人であり、そのことに誇りを持ってよいのだ」
という側面が強調されすぎている節があるのです。
「現地人部隊」の中には「大好きなフランスのために」行ったのではなく、
家族に送るお金のためや、強制されて入隊した人も少なくなかったわけで。

「植民地支配の肯定的な役割」なんていう法律(その文面自体は削除されたものの他にも似たような内容がいっぱい。。。)が通ってしまうようでは、
地中海の両サイドに共通した記憶が築かれるまでには、まだまだ脱植民地化の道のりは長いなぁと思うわけです。

特にこの記憶は、アルジェリア戦争でFLNに対抗して闘ったアルジェリア人兵harkiに顕著なように、
独立までの一貫した反支配の歴史を築きたい旧植民地側が、これらの兵士をある種「売国奴」として認めない傾向にあったために一層複雑なので、その点でもJamel Debbouzeが断固とした態度で入隊するのを描いた映画には問題が残ってるような気がするのです。

残念ながらこの映画、日本では公開されてないのですが、
今年の私の誕生日に(!)日仏学院で試写会に行ったことを思い出しながら資料室通いしてました。
講演に来てた歴史家Benjamin Storaの記事を参照したりしつつ・・・
1ヶ月かけて準備した甲斐あって、木曜提出の課題を2日前に仕上げました!(別に早くないって言わないで)

2007/12/08

galop

今日は朝からgalopでした。
そう、士官学校で馬術の授業♪

じゃなくて。。。

galop d'essaiというのは、4時間論文を書き続けるというタイプの中間試験のことで、
8時半から4時間、政治思想のテストを受けてきたわけです。


この授業フランス人学生の必修だから、300人くらい受講者がいて、
共通の大講義+各クラス20人くらいのゼミという形式なんだけど、
中間試験の問題は各ゼミの先生が出題。
各ゼミごとに2つずつテーマが与えられていてどちらかを選んで小論を書くというわけ。

ちなみに私の先生の出題は、
1.リベラリズムはイデオロギーか。
2.民主主義の危機について話題にすることはできるか。

他のゼミの課題も合わせて30個くらいのテーマのリストが配られるので、
他にも・・・「何が行為に政治性を持たせるのか」とか「民主主義はリーダーを必要とするか」とか、
「普遍主義とは理想にすぎないのか」とか「民衆とは誰か」。。。


4時間テストって久しぶりに受けたけれど、
抽象的なテーマから具体的な政治問題に引きつけて論文1つ仕上げるにはけっこう短い。
本当は6ページくらい書くんだけど、私は4ページしか書けなかったなぁ。

そういえば4年前に力試しでバカロレアをちょっとだけ受けたときも、DALFのときも、
文章読んで回答だったから4時間あっという間だった。

とはいえ、ずっと頭をフル回転させるだけ集中力を持続するには長いし。。。

(しかも途中の入退室が許されてて、なんと飲み物買って来た子までいて、缶をあける音に教室中に失笑がもれる始末。)


4時間終わって脱力したので、図書館には寄らず、
お昼食べに帰宅しちゃいました。
雨だったけど、途中で買ったバゲットがまだあったかくてちょっと幸せ。


さぁ、これで山場の3分の2は乗り切った!
あとは、レポートと課題図書のレジュメとエッセイとプレゼンだ~あと1週間っ。

2007/12/06

travaux

 

2週間以上してやっと、
ネットが回復しました!!!

思えば1ヶ月くらい何かとトラブルの絶えない部屋でした(笑)

まずは電気がつかなくなって、
次は電気が消えなくなって、(←こんなトラブルかなり貴重w)
最後はインターネットがつながらなくなって。。。

しかも絶対に1回じゃ直らないw

というわけで

before        
 
    ↓
after

2007/12/01

Noël!

      家の前
 
     
 アンヴァリッド交差点の高級カフェ


今学期も後半に差し掛かり、
中間試験シーズン。。。
さらに、クリスマス休暇を前に課題の締め切りが迫り、
年末の忙しさが加わって、

だーっっ

師走の前に徒走って気分です(笑)


しかも11月って30日しかないからー気づけば12月になってるし!
でも12月の訪れに気づかせてくれたのは、
通りのあちこちに建てられたバラック=クリスマス市♪
クリスマス飾り用の小物とか、
食器、本、アクセサリー、絵、家具、レース細工etc.

みんなが誰かのことを考えながら買い物に出かける街は幸せに満ちている。
バラの花を思う王子さまが見あげる星空と一緒。

で、私も夜空を見上げて、同じ空の遠く遠く先にいる大切な人たちに想いを馳せるわけです。
思う人がいるというのは、力になる。
しかもみんな私より頑張ってるんだもん。

special thanks to.......my family☆