学校から1通のメールが来ている・・・開封してみると小さな案内。
明日の講演会のお知らせ。14時45分からAmartya Sen教授による特別講演会。
!!!
一瞬目を疑いましたが、ノーベル経済学者、コンテンポラリーの偉大な哲学者、Amartya Senが講演に来る!という突然のお知らせw
ということで、聞いてきました。
テーマはtheories of justice.
テーマからも連想されるジョン・ロールズの著書"A Theory of Justice"やカントに見られる
倫理的判断における正義の中心性、さらにその単一性の批判というのがメインポイント。
なかなか消化するのに時間がかかっていますが、
一番印象に残っているのはright decisionというのは必ずしもbest decisionではないという話。
何が最良かを知らなくとも、与えられた選択肢を比較して「正しい」判断を下すことはできるというわけ。
ただし各判断にそれなりの背景がついてまわるのだから、正義というのも複数存在しうることになる、ということかな。
でも何かを正しいと判断することは、他のものを正しくないと切り捨てることになるわけで、
正義っていうのは自己主張の盾にすぎないのではないかってちょっと疑問。
そういえばセンはbelieveという単語を使っていたけれど、正義は信仰なのだ。
人々が盲目的に正義に依拠する世界ってけっこう恐ろしい。

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